ふっかつのじゅもん

大学中退(4年半在学)→中小IT→地方公務員な人のブログ。

電話が苦手だ、っていうかちょっと怖い

自虐風自慢ならぬ自虐風応援、というカテゴリを新設しました。

僕みたいなヘッポコでも会社員として何とかやれてるんだから、「社会人はみんなデキる奴なんだ」みたいな先入観を持って就職するのが怖いなんて思わずに社会に飛び出してみませんか?という応援エントリにしたいと考えています。日本人らしい謙譲スタイルの応援ですね!

 

さ て、タイトルそのままなのですが、僕は電話が苦手です。むしろちょっと怖いとさえ思っている。電話をかけるのも苦手だし、電話が着信するとビクッとしてし まうし、そのかかってきた電話に出て相手と話をするのも苦手です。結構色んな「苦手な事」を克服してきましたが、これだけは中々治らない。

美容院の予約に電話するのが嫌すぎて、平気で数週間先延ばしにしちゃうとか、友達からの電話に気付いてるけど出ないとか未だにやっちゃいます。

こんなまとめ(「電話が苦手…」を克服するためのポイント - NAVER まとめ)もあって結構な数がお気に入り登録されている事を見るに、割と多くの人が苦手意識を持っているみたいです。

子供の頃なんかは母子家庭で一人っ子だったのもあって、基本的に母親は家に居ない時間が多く、僕がかかってきた電話は全て応対していました。同年代の男の子よりも断然電話応対は得意でした。

じゃあ、いつから苦手になったのか振り返ってみると、学生時代に引きこもっていた時から社会人なりたての頃くらいの間に、自分にとって不利益な電話ばかりかかってくる時期があって、どうもその頃に「電話=自分にとって嫌なもの」の方程式が出来上がってしまったっぽい。

本 当にお恥ずかしい話なんですが、不利益な電話と言っても、大学の友達が心配して「講義出てこいよー」みたいな電話だったり、バイト先からのシフト変更連絡 だったり、奨学金の督促だったり、割としょぼい内容なんですが、当時の誰ともコミュニケーション取りたくないモードだった僕からすると、どれも相当なスト レス源だったのだと思います。

 

そんなトラウマが三十路に突入した現在でも未だに残っていて、会社携帯を支給されているにも関わらず、電話に出たくないが為に鞄の中に突っ込んで放置していたら、「電話でろやボケー!」的なメールが飛んできて怒られちゃいました。

電話ごときが苦手で怒られている僕でも、お仕事もらって頑張ってます!

就職するために何からはじめよう

今日は僕の体験を元に、大学・専門中退、既卒、フリーター、ニートの方が就職する為の具体的な方法を書いていきます。

以前のエントリ(働くことは怖くない - ふっかつのじゅもん)で書いた「就活サイト・ハローワークが怖い 」に対して、僕はこうやったよ、よかったら試してみませんか?というようなエントリです。

僕は今の会社でちょこっと新卒採用に関わったりする機会もあるのですが、自分自身新卒者向けの所謂「就活」をやった事が無いので、そちら方面のノウハウ等は大学OBや就活本などなどまともな情報筋から入手される事を強く推奨致します。もっとも、僕は大学OBに就活相談をしたこともないし、就活本も読んだことがないので、まともな情報かどうかは知りませんが。

 

さて、僕が大学を中退した当初、何から始めたらいいのかてんで検討が付かず、そういえば真面目に就活していた連中が話題にしていたマイナビやらリクナビ等就職情報サイトを覗いてみました。

そして、世間にどんな会社があるかもわかっていないので、とりあえず聞いたことがある大手企業名を検索し、募集要項にある「大卒以上」という条件に頭がクラクラし、そもそも自分が今から(大学後期開始時で中退したので、秋口あたりだったと記憶しています)就活するのって新卒になるの?あれ、でも俺卒業してないよ?転職になるの?あれ、就職したことないよ?みたいな。とても混乱して、ブラウザ即閉じからのふて寝コンボを決めました。

 

自分がどういうカテゴリ(新卒?既卒?転職?)で就職戦線に乗り込んでいいかもわからないし、世の中にどういう仕事があるのかもわからないし、自分が何をしたいのかもわからないし、何ができるかもわからない(というか、何もできないと思っていた)し、ここまでわからない事が多すぎると、何も行動できません。っていうかわからない事だらけすぎて怖すぎる。

でも、結構こういう人いるんじゃないでしょうか?

少なくとも、僕の周りには大学中退者や高卒でフリーターをしている友達や知り合いはいましたが、そういう状況から正社員として働くようになった人間はいませんでした。

だから、誰に相談したらいいかわからない。

 

丁度その頃、当時付き合っていた彼女が「僕が大学を中退して就活を始めたけど、どうすればいいか分からずに悩んでる」事を彼女の母親に相談し、ジョブカフェなる若者向けのハローワークがあるらしいよ、という事を教えてもらいました。

 

自分でも少し調べてみると、「若者の自立支援・就業促進を図る経産省の新しい事業」っぽいという事がわかりました。

就職に関する相談やらカウンセリングから、模擬面接や企業の斡旋までしてくれるとの事で、こりゃ自分にピッタリだ、よし早速行ってみよう!、、、とはならず、何が怖いんだかわからないけど、とにかく怖い、不安だ、という事で彼女に付き添ってもらって、勇気を出して訪問してみました(我ながら情けない><)

 

ジョブカフェでは自分の現状と何がしたいか、何が得意かを職員さんに相談しながら(所謂自己分析モドキをヒアリング形式で行う)、その情報を元にエージェントさん(確かリクルートと提携していた)が僕に合いそうな会社を探してきて紹介してくれて、面接のアポイントや模擬形式での面接練習まで一括で面倒を見てくれました。

僕の場合、やりたい事、得意な事が特に無かったのですが、情報学部に在籍していたので、IT系を中心に会社を探してもらいました。あまりハッキリとは記憶していませんが、当時はかなりネガティブな性格だったので、僕はかなり厄介なお客さんだったのではないでしょうか。何がしたいかわかりませんとか、何が得意かわかりませんとか平気で言っていたと思います。

 

そんなこんなで僕が現在働いている会社を紹介して頂き、面接では社長に叱られるという大失敗をしたのに何故か採用され、今も継続して就業しています。

僕の例はきっとすごくラッキーなのだと思います。今の会社の1社で就活を終える事ができたわけですし。

でも、自分だけで調べてどうしたらいいか分からなくなっている方や、自分には就職は無理だ、なんて諦めてしまっている方がいれば、一つの選択肢としてジョブカフェに行ってみてはいかがでしょうか?

本当に手厚く面倒を見てもらえました。僕はジョブカフェにとても感謝しています。

 

最後に各都道府県のジョブカフェリンク集を掲載しておきます。

悩んでいる誰かの大きな大きな一歩に役立てて頂ければ幸いです。

リンク:各地のジョブカフェ

人生のレールを一度でも踏み外したら終わりとか言うな

主にネット界隈でよく日本では人生のレールを一度でも踏み外したら終わりという物言いをよく見かける。なぜ日本限定の話なのか、人生のレールって一体何なのか、踏み外すってどういう事なのか、そもそも終わりってどういう状態だよ、みたいに凄いふんわりと抽象的なフレーズなのに、何故か日本人の、特にネットユーザーを中心に共通認識になっている気がする。

 

よくあるレールの踏み外しポイントとしては以下があるだろう。

・学校でのいじめ等による不登校

・高校/大学受験失敗

・大学等の高等教育機関からの中退

・希望する職種・会社へ入社できないなど、就活の失敗

 

実際、僕も大学中退時にはこのフレーズを鵜呑みにして「俺は終わったんだ」なんてクソ真面目に凹んでいた。

というか、僕の場合、不登校になるようないじめは経験せずに済んだが、高校受験にも失敗しているし、現役時代は大学受験にもしている。さらに、何度も当ブログに書いている通り大学中退者だし、僕は元々ゲーム業界を志望していたが、何を間違ったのか組み込み系ITエンジニアとして働いている。

もう、ものの見事に、気持ちのいいほどにレールを踏み外し倒している。というか、ひたすらオフロード走行、みたいな。このフレーズからすると何度終わっているのかわからない。きっと終わりすぎて再起不能なはずなのだ。

 

でも、僕は生きている。

 

元気に働いて、同僚や友達とうまい飯を食い、色んな趣味に手をだして楽しみ、こんな僕を好きでいてくれる素敵な恋人もいる。

断言する。僕は終わってない。

 

そりゃ、大企業社員や業務独占資格保有者や起業成功者、後は高級官僚などなどに比べりゃ屁でもない給料しか貰っていないし、将来を見据えた生活安定度もそういう方々と比べれば不安定だろう。

でも、難関大学を出て、大企業に入って、専業主婦でいてくれる家事ができる旦那を立ててくれる嫁を貰い、ベッドタウンに一戸建てを建てて、子供を2,3人作り、ゴールデンレトリバーを庭で飼って、週末は家族でショッピングモールに出かけて、子供たちを皆難関大学に合格させて、老後は十分な貯蓄と年金で現役時代は満喫できなかった趣味を全力で楽しみ、子供や孫に囲まれて死んでいく、そういう人生以外はレールから外れているのだろうか?そういう人生しか価値は無いのだろうか?そういう人生以外は終わっているのだろうか?

 

僕はそうは思わない。多種多様な人がいるのだから、多種多様な人生が、レールがあっていいはずだ。

確かに上記で挙げたような人生は昭和の高度成長期における素晴らしき人生のメインストリームだろう。確かにこの通りに生きれれば、あまり苦労もせず幸せなんだと思う。

ただ、こういう生き方以外だって幸せでいれる。よく言われることだけど、幸せは自分のとらえ方次第なのだから。

 

日本は素晴らしい国だ。新卒至上主義が蔓延っているとか、年金制度が破綻しているとか、人口が減少の一途をたどっているとか、お隣がアレな国だとか、色々と日本で生きていく上で、将来に対する不安はたくさんある。

でも、世界一うまい飯が食えて、職を失っても国が面倒を見てくれて、職業も多種多様で、清潔で、四季折々の景色が美しくて、本当に日本に生まれてきてよかったと思う。

そんな国で昔の価値観で設計された人生からちょっと支流に流されたくらいで、人生が終わってしまう訳がないのだ。

 

日本は何度でもやり直しがきく素晴らしい国だ。

こんなふわふわと抽象的な過去の遺物であるフレーズに怯えなくていい。自分の道は自分や自分の大切な人たちと切り開いていこう。踏み外したら終わってしまうレールなんてないのだから。

 

人生は一度だけ。 (新潮文庫)

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中退の理由

中退の理由って色々ありますよね

周囲の友達やサークルに馴染めなかったり、想像していた大学生活と現実がかけ離れていたり、大学の講義が理解できなかったり、後は経済的な理由で学費が納入できなくなったり、というのがよくある理由だろう。

お金の話はちょっと別なのだが、残りの大学や大学生活への違和感、のようなもので中退の道を選ぶ人は結構いるようだ。こういう理由でそれこそ1年そこらでスパッと辞めてしまう人、世間(というか周りの大人)は根気が無いだとか何を考えているんだとか色々言ってくると思うけど、僕は勇気があってすごいなと思う。

僕の場合

というのも、僕が大学中退を決意した、というか辞めざるを得なくなったのは5回生の夏で、自分で決断した訳じゃなく奨学金が打ち切られてしまったからだ。僕は学費の全てを奨学金で賄っていた。母子家庭で親からの援助も見込めなかった為、途端に学費が払えなくなった。上で挙げた理由で言う所の「経済的な理由」ってやつで、面接なんかで中退の理由を聞かれた時もそれで押し切った。

じゃあ、奨学金が打ち切られなかったら卒業できたかというと、5回生夏の時点で、僕の取得単位は60そこらだったと記憶しているのでかなり怪しい。だから、打ち切ってくれた日本学生支援機構にはある意味感謝している。

なんで4年半も辞めなかったのか

取得単位数を見てわかる通り、僕は殆ど真面目に講義には出ていなかった。基本的には家でゲームをしたり本を読んだりしてグータラし、たまに友達と遊び、仕方なしに遊ぶお金を得るためにバイトをするような生活をしていた。

ハッキリ言って学費の無駄だしとっとと辞めればよかったのだが、僕はとにかく働きたくなかったので(辞めたら母親に働けと言われるのは想像に容易かった)、ただただ死刑執行(奨学金が打ち切られる)の日まで怠惰な生活を続けていた。

 

こんなポンコツでも生きています

改めて振り返ってみて、自分でも終わってるなと我ながら感心してしまった。

僕みたいなのでも就職して人並みの給料をもらって生活できているのだから、大学生活にさっさと見切りをつけて辞めてしまった人は楽勝でやり直せる。もし、僕並みに終わっている人でも何とかなっている前例がここにいるので、人生を諦めるのはまだ早い。

こんな僕でも平凡ながらも生きている。それなりに人生も楽しめている。自分を諦めるのはちょっとばかし勇気を振り絞ってからでも遅くないのだ。

ダメ人間でも就職できる

僕は未だに根本的には自分はダメ人間だと思っているし、性格は働き始めてからもあまり変わっていない。

ただ、「サボらずに仕事に行く」「少なくともお給料分はしっかり働く」「自分の将来の為に勉強する」という事はできるようになった。

「そんなの当たり前だろ!」と、清く正しい社会人諸兄に怒られてしまうかもしれないが、そんな当たり前の事すらできない人だっているんです。逆に言うと、そんな当たり前の事さえできれば社会でやっていける。というか、そんな当たり前の事もできていない人なんていくらでもいる。

 

当然、僕は上記の「当たり前の事」がどれひとつできていなかった。なので、簡単に「これくらいできるようになる!」とか言うつもりは無い。

一番言いたい事は、どれひとつできていなかったのに就職できたという事だ。あくまでできるようになったのは、会社員になってからなのだ。

もちろん、こんな心がけさえなかった僕が就職できたのは運が良かった面もあると思う。でも、可能性はゼロじゃないし、上を見すぎなければ拾ってくれる会社は絶対にある。

だからもし、自分はダメ人間だから就職できる訳がないと思っているなら、ちょっと考え直してみませんか。

 

今がダメでも会社に潜り込めればなんとかなる(してくれる)って。

働くことは怖くない

・働くことは怖くない。

・働くことは案外悪くない。

この2点は、僕が数年会社員として働いていて得た実感だ。

自己啓発本や就活サイトの会社紹介ページに出てくる「活きのいい先輩社員のインタビュー」のように、「働くことって楽しい!」「仕事を通じて社会に貢献できている事が実感できます!」「自分の仕事が上司やお客様に認められて幸せです!」みたいなポジティブ感全開の感情は未だかつて湧いた事がないが、少なくとも働くことは怖くないし、悪くないとは思う。

 

そりゃ当然、自分の仕事でミスが発覚して肝を冷やす事もあるし、疲れていたり、気が重い仕事が控えていたりして仕事に行きたくない朝もある。

それでも、大学中退した当時の僕やそれに似た境遇で「働きたくない」「働くのが怖い」って苦しんでいる人には、「大丈夫、あなたが思っているほど怖くない」と声をかけてあげたい。

 

僕も今となっては怖くない、怖くないとバカの一つ覚えのように連発しているが、当時は確実に怖かった。働きたくなかった。

何がそんなに怖かったのだろう。当時を振り返って昔の自分に尋ねてみた。

 

  1. 就活サイト・ハローワークが怖い

    会社の紹介記事や先輩社員のインタビューを読んだり、職場の写真を見てみて自分がそんなキラキラした先輩や、小奇麗なオフィスで働くイメージが湧かなかった。

    それに、募集要項大卒以上という条件を見るたびに、「自分は土俵にすら立てないんだ」と再確認させられてしまい、心が悲鳴を上げた。

    ハローワークも行った事もない癖に怖かった。みんな働き口を求めて必死に求職しに来ている所に、自分みたいに「働きたくない」と思っている人間が行った所で相手にされる訳がない。それにハローワークの職員から大学中退について何か言われるのが怖かった。

  2. 面接が怖い
    もっというと、履歴書を書く時点でかなり怖い。人様にエラソーに語れるほどの趣味や長所なんてなかったし、自己PRなんて何も思いつかない。そもそも企業が僕を雇うメリットなんてあるのだろうか?と自問自答しているうちに日が暮れてしまった。
    面接自体も怖かった。僕はかなりの人見知りで初対面の人と話すだけでくたびれてしまう(おかげさまで今はかなり改善したけれど)。それに、中退した理由を聞かれるのも嫌だったし(これもそのうち書きます)、志望理由なんて聞かれても、そもそも働くこと自体が嫌なのに会社に思い入れなんてあるわけがない。

  3. 仕事をこなせる自信がない
    大学すら卒業できない人間に仕事ができる訳がない、と思い込んでいた。僕の想像していた社会人はきれいなオフィスでスーツをバチッと着こなし、お客様と和やかに談笑しつつも鋭く営業トークを展開し、大量の数字と睨めっこしながら、的確な判断をして同僚に指示する、そういうデキるサラリーマンだった。そういう人たちに混じって自分が仕事するなんて全くイメージできなかった。

  4. 飲み会が怖い
    僕はそこそこの下戸で、かつビールが苦手だ。社会人たるもの飲み会には必ず参加して、上司にお酌して回ってペコペコしなきゃいけないと思っていた。僕もそういうつまらない大人になってしまう、他の怖さとは違った恐怖感があった。僕は無駄にプライドが高い(今もあまり変わっていない気がする)

もっと色々あった気がするが、とりあえずこれくらいにしておく。
とにかく今になって考えてみると「つまらない事で悩んで怯えていたんだなあ」と笑って振り返る事ができるが、当時の僕は真剣に怖がっていた。いっその事死んでしまった方がいいのではないか、という破滅的な考えと天秤をかけるほどに。

 

当時の僕と同じ境遇の人は、きっといくつか自分もそうだ!と思う部分もあったのではないだろうか。これらの恐怖を克服して就職した体験をこれから書いていこうと思っている。後は、「当時の僕」の自己紹介もいずれしないといけないのだろう。自分の黒歴史をネットの海に丸出しにしていていいのだろうか(笑)

このブログの趣旨

筆者紹介

母子家庭育ち。高校受験失敗、大学受験も失敗。1浪を経て入学した大学も中退。

半ひきこもりのような生活を続けていた所、「働かなければ家から追い出す」と言う母の愛のムチを受け、嫌々始めた就活。

物好きな中小IT企業に拾われ、優しくも厳しい諸先輩方から暖かい指導を受け、それなりに責任のあるポジションにも付かせてもらい、人並みの生活ができるようになりました。

 

日本人がイメージする所謂「人生のレール」を踏み外し続けて生きてきました。

働くのが嫌だ(怖い)、勉強するのも嫌だ(面倒くさい、 楽しくない)、家でずっと本を読んだりゲームをしていたい、なんて考えていたダメ人間でした。正確に言うと、本質的には何も変わっておらず、未だに働かな くてすむなら働きたくないし、遊んで暮らせるならそうしたいと思っています。

でも、稼いだお金で好きな本やゲームを買ったり、おいしいものを食べたり、旅行に行ったりするのはすごく楽しいです。働くのも案外悪くないなと思っています。

 

本ブログのテーマ

大学を中退し、母親に勘当されかけた時、僕には相談できる人はいませんでした。

少ないながらも友達はいましたが、きっと理解してもらえないだろうと相談しませんでした。働くのが怖い、だけど働かないと家から追い出されてしまう、いっそ死んでしまおうかとまで思いつめた事もあります。

今となっては「そんなことで死ぬことないじゃないか」と冷静に判断できますが、当時はそれだけ追いつめられていました。

年間、12万人近い大学生が中退しているというニュースを見かけました。様々な事情があっての事だと思いますが、当時の僕と同じように追いつめられている人もいるだろうと想像できます。そういった人に僕みたいなダメ人間でも、社会で生きていけるんだと勇気を与える事ができればと、僕の体験談やダメ人間の目線からみた仕事観を中心に書き綴っていこうと考えています。

拙い文章で恐縮ですが、当時の僕にエールを送るつもりで更新していきます。

少しでも多くの同じ悩みを抱えた人たちの人生を少しでも明るくするお手伝いができれば幸いです。