ふっかつのじゅもん

大学中退(4年半在学)→中小IT→地方公務員な人のブログ。

中退の理由

中退の理由って色々ありますよね

周囲の友達やサークルに馴染めなかったり、想像していた大学生活と現実がかけ離れていたり、大学の講義が理解できなかったり、後は経済的な理由で学費が納入できなくなったり、というのがよくある理由だろう。

お金の話はちょっと別なのだが、残りの大学や大学生活への違和感、のようなもので中退の道を選ぶ人は結構いるようだ。こういう理由でそれこそ1年そこらでスパッと辞めてしまう人、世間(というか周りの大人)は根気が無いだとか何を考えているんだとか色々言ってくると思うけど、僕は勇気があってすごいなと思う。

僕の場合

というのも、僕が大学中退を決意した、というか辞めざるを得なくなったのは5回生の夏で、自分で決断した訳じゃなく奨学金が打ち切られてしまったからだ。僕は学費の全てを奨学金で賄っていた。母子家庭で親からの援助も見込めなかった為、途端に学費が払えなくなった。上で挙げた理由で言う所の「経済的な理由」ってやつで、面接なんかで中退の理由を聞かれた時もそれで押し切った。

じゃあ、奨学金が打ち切られなかったら卒業できたかというと、5回生夏の時点で、僕の取得単位は60そこらだったと記憶しているのでかなり怪しい。だから、打ち切ってくれた日本学生支援機構にはある意味感謝している。

なんで4年半も辞めなかったのか

取得単位数を見てわかる通り、僕は殆ど真面目に講義には出ていなかった。基本的には家でゲームをしたり本を読んだりしてグータラし、たまに友達と遊び、仕方なしに遊ぶお金を得るためにバイトをするような生活をしていた。

ハッキリ言って学費の無駄だしとっとと辞めればよかったのだが、僕はとにかく働きたくなかったので(辞めたら母親に働けと言われるのは想像に容易かった)、ただただ死刑執行(奨学金が打ち切られる)の日まで怠惰な生活を続けていた。

 

こんなポンコツでも生きています

改めて振り返ってみて、自分でも終わってるなと我ながら感心してしまった。

僕みたいなのでも就職して人並みの給料をもらって生活できているのだから、大学生活にさっさと見切りをつけて辞めてしまった人は楽勝でやり直せる。もし、僕並みに終わっている人でも何とかなっている前例がここにいるので、人生を諦めるのはまだ早い。

こんな僕でも平凡ながらも生きている。それなりに人生も楽しめている。自分を諦めるのはちょっとばかし勇気を振り絞ってからでも遅くないのだ。